2014.07.23
祇園祭に行って来ました
7月21日 「橋弁慶山」が見たくて、幸い祭日でしたので 日帰りで京都に行って来ました。
今年から祇園祭は49年ぶりに山鉾巡行を「前祭」「後祭」の2回に分けてする方式に戻したそうです。有名な「長刀鉾」の出る前祭巡行は17日にすでに終わっており、後祭巡行は24日に行われます。ですが それに先駆けて山鉾を組み立て、町内にお披露目する行事が有り「橋弁慶山」では21日でした。
なぜ「橋弁慶山」にこだわっているのか?
ひでやに「円山応挙 五条山車画幅」という掛け軸があるのですが、店に飾るにあたり一度はきちんと実物を見ておかねば!と、思った訳です。
「橋弁慶山」は後祭巡行の先頭権を約束された山で、五条橋の上で大長刀を構える弁慶と擬宝珠の上にヒラリと高下駄で立っている牛若丸、お馴染みの場面が山の上の舞台に乗っています。人形そのものが御神体なので御神木を立てない特殊な山です。それが人形達は躍動的に、懸装品は雅やかに描かれています。
掛け軸のままですと傷みやすいので 額装にして、来年の祇園祭の頃、露月町ひでやでお披露目する予定です。「弁慶の力縄」という心身強健のお守りがあることを後から知ったので、手に入れる方法を調べてそれも来年、お客様に差し上げたいなと考えております。
鬼も笑っているでしょうが気長くお付き合い下さいませ。